★干しイモに使われるサツマイモの品種
サツマイモにもたくさんの品種がありますが、干しイモに最も多く使用されるのが、「玉豊(たまゆたか)」という品種です。サツマイモの中では太く、丸っこい形であり、スライスした時に適度なサイズが取りやすいこと、澱粉が多く、加工段階で非常に甘くて高品質な干しイモができる理由などから、「干しイモ専用品種」としても栽培されています。

干しイモに関する雑学を集めてみました。


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★干し芋の歴史
古くから自家用としては作られていたようですが、産業として定着したのは明治時代になってからです。静岡県や愛知県で特に生産され、1904年からの日露戦争には軍の食料として重用され、「軍人いも」と呼ばれるようになりました。
明治末期になると、現在のひたちなか市を中心とする茨城県に栽培技術が伝わり、以後、農家の冬場の副業として受け継がれていくようになりました。

昭和のはじめ頃には、かなり広範囲で栽培されるようになりますが、その後の二度の世界大戦、さらに戦後の食糧難で「干し芋」としてよりも「サツマイモ」の供給が切迫し、生産が激減します。
しかし、経済状況が良くなるに従って再び庶民のおやつとして定着しました。
昭和50年代になると、自然食ブームが起こり、干し芋の需要が急増。また、この頃より中国産の輸入が始まり、市場にたくさん出回るようになりました。
当時よりもブームは沈静化しましたが、現在でも干しイモは素朴な冬の味わいとして根強い人気を誇っています。

★干し芋の栄養
干しイモは、食べて安心の健康自然食品ですが、成分の中で際立っているのが食物繊維とカリウムの豊富さです。食物繊維は、第六の栄養素と呼ばれ、腸内を掃除して老廃物を対外に排出し、善玉金を増やす働きをしてくれます。
カリウムは、余分な塩分を排出し、高血圧や、心臓病予防に効果的です。
ビタミン類は生のサツマイモに比べると減少するようですが、各ビタミン類がバランス良く含まれています。

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